【表銀座】3泊4日テント山行 〜 備忘録

こんにちは〜やまびとです。大変ごぶさたしております。

先週お休みをとって、長年の夢だった表銀座を初めて歩いてきました!大半お天気に恵まれて、絶景紀行になりました。

今回はまず記録の前に、備忘録というか、反省点とかを書きたいと思います。これから行かれる場合ご参考になればいいな〜と。

いつ2022年9月25-28日(日-水)
どこ燕岳(2,763m)〜大天井岳(2,922m)〜西岳(2,758m)〜槍ヶ岳(3,178m)
旅程穂高駅駐車場(車中泊)
1日目
ー 穂高駅バス中房温泉行き(04:40 )
ー 中房温泉出発(05:50)
ー 燕山荘(09:40)燕岳〜北燕岳往復、テント泊
2日目
ー 燕山荘出発(06:10)
ー 大天荘(08:40)大天井岳往復、休憩
ー 大天井ヒュッテ(10:20)ランチ
ー ヒュッテ西岳(13:00)西岳往復、テント泊
3日目
ー ヒュッテ西岳出発(06:10)
ー 槍ヶ岳山荘(10:20)槍ヶ岳往復、テント泊
4日目
ー 槍ヶ岳山荘出発(07:10)
ー 上高地河童橋(13:40)
装備テント泊装備
予算中房温泉行きバス 1,500円
テント泊 2,000円/泊 (計6,000円)
水 200円/リットル (計1,200円)
上高地バスターミナル松本行きバス(2,710円)
温泉(ホットプラザ浅間)680円
その他 食事、ポカリ(600円/本)

日程について

日程調整を始めたのが、決行の一週間前程度。本来ならもっと早くから計画を立てるものかと思います。特に紅葉のシーズンですし。

日数

まず、3泊4日か2泊3日で悩みました。前泊や後泊を考えるとかなりの日数になってしまいますが、やはりテント山行だし、健脚でもないしで、3泊4日に決定。

結果としてよかったと思います。時間や体力的にはかなり余裕がある感じでしたが、山をのんびり楽しめて満喫できたのではと思います。

多分2泊3日でも大丈夫だったと思うのですが、西岳前後はやや辛く、あと上高地までの帰りの道のりも長くて、けっこう疲れる登山になってしまったのではと思います。

予約

3泊4日が決まると次は日程です。

シルバーウィークに行こうかなと漠然と思っていたのですが、台風がきていたので急遽有給を後押しにしました。

燕山荘と西岳は予約が必要です。燕山荘テント場(ウェブ予約)で唯一空いていた日程が9月25日(日)泊。それで日程が自動的に決まりました。

西岳は電話予約です。槍ヶ岳山荘は予約いりません。(早いもの勝ち)

燕山荘はいっぱいでしたが、西岳は平日で3張りしかなく、槍ヶ岳も天気のせいか同じくらいでした。

あと、帰りのバスは予約制なので、ウェブから予約しておきました。(平日なので直前でも席にはだいぶん余裕があるようでした。)行きの中房温泉行きは、予約いりません。人数に応じて増便してくれる感じでした。

持ち物について

持っていくべきだったもの

  • ポカリ粉末
    飲水は小屋で買えるのですが、2日目から塩分が足りていなかったのか、水分が体に吸収されず。西岳からはポカリに頼りましたが、1本600円という値段。小屋で売っていたのはありがたいですが。ハイドレーションに溶かす形で水分補給に使用できれば、一番効率が良かったと思います。
  • 帽子
    単純に、忘れました。車にヘルメットの下にかぶる帽子があったのでそれを持ち出しましたが、炎天下、やはりハット形状の日除けが重要です。日焼け止めも十分に。
  • 充分な充電池・腕時計
    なんとiPhone の充電容量が大きくなったのか、従来の充電池では4日分足りず急遽槍ヶ岳山荘で充電させてもらいました。100円/30分。これもありがたかったです。なにせiPhoneがないと時間もわからないので、時計くらいはつけていくべきだったかと。

持っていってよかったもの・持っていくべきもの

  • 3日目のホッカイロ
    重量をかせぐため、当初2日分しか入れていなかったのですが、やはり3日分入れておいて良かったです。西岳は冷え、槍ヶ岳では雨風のなかテントをたたんで指が悴みました。ちなみにホッカイロはマグマが最強です。
  • ザックカバー・雨具
  • サングラス
  • ヘルメット
  • 液体石鹸・消毒液

いらなかったもの

  • ペグ
    テント場に刺さりませんでした。石で固定しましたが、風もそんなに強くなく十分。稜線なので強風の場合は異なってくるかもしれませんが・・・

食事について

準備する段階で一番悩んだのが、食料をどれだけ持参するかです。小屋にどれだけ食料があるのか、という情報がなかなか見つからず。

私はテント山行ですが、別に自足自給の崇高な山行を目的にしたわけでは決してなく、ただ人と雑魚寝は嫌だから。小屋泊はまず考えられませんでしたが、荷物は最軽量のミニマリスト山行を目指しています。ですので、最大限食料は小屋に頼るつもりでした。

まず燕山荘ですが、食事には困らないと思います。

ランチメニューは豊富にあり、さらに小屋の裏にサンルームというステキなカフェがあって、夕方6時までソーセージやお酒など、テント泊の人でも購入が可能です。(サンルーム屋内の利用は15:50までとのことでした)

燕山荘ランチメニュー

その他、売店ではカップ麺、チップス、パンなどが売っていました。

燕山荘サンルームの軽食

2日目のランチは大天井ヒュッテでいただきました。メニューは豊富で、9:00から軽食があります。(大天荘もランチがありますが、時間が10:30~で合いませんでした。)

大天井ヒュッテの豊富な軽食メニュー

ヒュッテ西岳は、売店のみで、ビール、ポカリ、カップ麺、パン、チップス、というベーシックな品揃え。ここではちょっと物足りないと思うので、何か持っていった方が良いと思います。

槍ヶ岳山荘は、ランチから夕食までいろいろあります。クッキーとか美味しそうなベーカリーパンもありました。

槍ヶ岳山荘の軽食メニュー

私自身、持っていったものは以下だけです。

  • 行動食4日分
    ナッツ、グラノーラ、カロリーメート、プロテインバー
  • 朝食3日分
    オートミール、プロテインパウダー、コーヒー
  • アルファ米2食分

ラーメン1食分を入れるかどうか迷いましたが、重量をかせぐため入れませんでした。小屋の食事は無論ですが高いので、それくらいは持っていっても良かったかな、と思います。特にラーメンからとれる塩分は山では重要かもしれません。

ガス缶はSOTO 105gで十分でした。

その他の持ち物について

最軽量でザック重量10.4キロ。

防寒

9月の最後となると、0度まで下がることがあります、とヒュッテ西岳に予約電話をした際に教えていただきました。

実際西岳は良く晴れて、その分夜は気温も下がりました。私の防寒対策は以下ですが、これで相当な冷え性・寒がりの私でも十分でした。

シェラフは中に入らず、かけるだけで十分で、ダウンパンツは燕山荘とかでは暑すぎました。

特にEXPEDのダウンマットは本当にオススメ。周りが「背中が冷えて」と言っているシチュエーションでも、地面から冷気を感じたことがありません。

雨具

最終日は霧・雨天で雨具が活躍しました。

今回の山行にあたり、唯一購入したのはISUKAのザックカバー。モンベルのを持っていたのですが、150gと重たく、ザックの所定の場所にも入らないサイズだったのですが、ISUKAのザックカバーは最軽量で秀逸です。

普段から使用しているノースのジャケットは防水ですが、どうやら洗濯を繰り返してシールに漏れがあったようで少し首筋に入ってきてしまいました。行く前に補修しておくべきでした。

テント

テントは安定のアライテント オニドーム1です。

二層構造、自立式、風雨に強く軽量、土間があり居住空間も快適。何年使っても申し分ないテントです。

携帯のキャリア

最後に、携帯のキャリアについてですが、私はdocomo回線のIijmioと、楽天(カバーされていない場合はau回線)のデュアルSIMを使用しています。

燕岳では、docomo回線が強かったですが、楽天は全くダメでした。

燕岳付近のシグナル

西岳は両方とも弱く、槍ヶ岳では両方とも強いシグナルでした。

まとめ〜

準備もろもろについてお伝えしたいのは、以上となります。ご参考になれば幸いです!

次回は、実際の山行について記録したいと思っています〜ではでは

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

スポンサーリンク

タグ

最近の記事

やまびとのツイッターアカウント