こんにちは〜やまびとです。
先週末は雲取山に日帰りで行ってきました!
雲取山は数年前、小屋泊まりで行ったきり。今回は車があるので、早く登って早く降りてくることができるし、日帰りだとけっこういいトレーニングになるかなと思って決行。
良い天気で雪もあったし、近くにとてもいい温泉があって充実した1日でした。
いつ | 2022年1月22日(土) |
どこ | 雲取山(2,017m) |
旅程 | 丹波山村村営駐車場(07:00) ー 七つ石小屋(9:00 )休憩 ー 雲取山山頂(11:00)ランチ40分休憩 ー 七つ石山山頂(13:00) ー 丹波山村村営駐車場(14:30) |
装備 | 軽アイゼン あると良いもの:サングラス・日焼け止め |
予算 | 丹波山村村営駐車場までのガソリン代 丹波山温泉のめこい湯温泉代:600円 |
丹波山村村営駐車場は、鴨沢のバス停から上に上がっていったところにあります。私のナビではうまく誘導されなかったのですが、近くにいけば看板や矢印の案内があって、入り口はけっこうわかりやすかったです。
駐車場到着は6時半ごろ。奥多摩湖の日の出、幻想的で美しかったナァ。
駐車場は広く、まだそんなに埋まっていなかったけれど、やはり人気の山、登山の準備をして登り始める人たちがけっこういました。
私は車の中で、いつものサーモで温かいオートミールの朝食にしてからストレッチや準備開始。

登り始めは7時ごろになっていました。
駐車場からだと登山道に入る入り口まで本当にすぐです。
数年前に来て依頼だけど、いくつか印象に残っている景観があって、下のような登山道もそのうちの一つ↓

その時はここまで雪が積もっていて、それはそれは美しい景観でした。
一人の登山客が多いらしく、前にも後ろにも等間隔で人が続いている感じ。
しかし・・・途中で追い越した男性が、ものすごい音量でジャカジャカ系音楽をかけ始め・・・せっかくの森の静寂と美しい空気が台無しに。聞こえない距離まで先に行くのに結構早足で長距離いかなくてはならず、大変でした。
登山中の音問題は複雑ですね。ラジオをかけて歩いている人は結構いますよね。交通情報とか人が話している番組は、別に気にならないし、私も周りに人がいない時に熊避けにポッドキャストをかけたこともあります。少し離れれば聞こえなくなるし。
ひどい音質のジャカジャカ系音楽は、音害でしかないと思うのですが・・・しかも熊は冬眠中だし、周りに人はいっぱい。何百メートルも離れないと音が消えない音量で聞くことないと思うのです。ヘッドセットにすればいいのに。
と、悶々と考えながら休みなく進んで、2時間程度で七つ石小屋に到着。登りはなだらかでした。

このあたりで、少し雪が見られるようになります。
雲取山は、実はここからが長い。前回は吹雪で眺望もなく深い雪をひたすら登ってかなり惨めだったことをよく覚えており、雲取山を日帰りでいく、という発想がなかったのです。
ところが今回は、晴天。富士山はすでに木の合間に見えるし、道のコンディションもよくてサクサクと歩を進めることができて気持ちいい。
まず七つ石山山頂を通って行く予定だったのですが、気がつかず巻道に入ってしまって、やや遠まわりしてしまいました。そのあとはすぐに稜線に出ます。
雪は薄く積もっていたり、溶け始めていたり。鹿さんたちは、警戒心ゼロ↓

そして景観は一気に開けて、ずっと富士山を左に眺めながらなだらかで気持ち良い山行になります。

閉鎖された奥多摩小屋の横を通り過ぎて、小雲取山へ。
雪は厚くなってきて、滑りやすくなってきたので、軽アイゼンを装着。雪がないところもあるので判断が難しいところですが。

そこから雲取山へはすっかり雪山です。
紫外線の照り返しがけっこうキツく、サングラスを持参になかったことをやや後悔。日焼け止めもちゃんと塗りなおした方がいいですね。
そしてようやく到着しました、雲取山避難小屋。

前回は吹雪いていて寒く、ここでいそいでアルコールバナーをたいて暖をとった記憶があります。
今日はそのまま通り過ぎてひとまず山頂へ。登り始めからちょうど4時間で到着です。
2017年に建てられた記念碑、ようやく拝めました〜

富士山のよく見える避難小屋の方に引き返してランチにすることにしました。
人々は続々と登ってきて、それなりの混み合いです。レジャーシートを持ってくるのを忘れたので、雪のかかっていない岩に腰を下ろして、カップうどん。あったまる〜

あまりに雪の照り返しが強いので、ランチ後は即下山準備。世界が明るすぎる。
下山もずっと絶景なので、写真撮りまくりです。いや〜雲取山いいなあ、山々が美しすぎます。
稜線を堪能して、帰りは七つ石山を通過しました。特に何もない山頂ですが。

そして長い下山ルートを遡って、駐車場に帰り着いたのは2時半。7時間半で往復できるのですね。
心地よい疲労感。脚の疲れを癒すため、近くの丹波山温泉へ向かいました。
道の駅にある橋をわたっていく温泉で、綺麗だし肌すべすべになるし、超オススメです。

雪の山も絶景も楽しめたし、温泉も堪能できたし、とても充実した登山日になりました。
ではまた次回〜