こんにちは〜やまびとです。
久しぶりに登山に行ってきました。
今回は大菩薩嶺の南側に位置する、小金沢山から黒岳、大倉高丸、大谷が丸、大鹿山へと縦走するルート。
なんと20キロもあるのですが、高山で涼しく、大部分はなだらかな下りなので、レベルはそんなに高くありません。
在宅で鈍ってしまった身体を一気にリセットするのにもってこいのルートでした。オススメ
とはいっても、マップ上でコースタイムを換算すると、9~10時間ほどかかるとのこと。不安だったので、最初は湯の沢峠あたりで下山する心算で開始しました。(それでもコースタイム上、16:30ごろにやまと天目山温泉のバス停に到着する計算になり、最終バス16:22を逃すことになります)
が、実際歩いてみると、湯の沢峠には予定の2時間前に到着できて、そのまま歩き続けることにしました。
いつ | 2021年7月25日(祝) |
どこ | 小金沢山(2,014m) |
旅程 | 甲斐大和駅(08:10)バス ー 小屋平(09:45) ー 小金沢山(10:30) ー 黒岳(11:50)ランチ ー 湯の沢峠(12:40) ー 景徳院入口バス(16:31) ー 甲斐大和駅(16:40) |
装備 | 虫除け |
予算 | 電車代 バス:行き970円 帰り300円 |
さてスタートですが、甲斐大和駅から上日川峠までのバスに乗車し、終点ひとつ手前の小屋平で下車。バスは乗客数にあわせて追加便をすぐ出してくれて、快適に石丸峠登山口まで行くことができます。この日は2台。
実は熊鈴をなくしてしまって持って来れなかったので、単独登山は少し不安だったのですが、他にも多数の登山客がいて安心。人気ルートですね。
標高は石丸峠で2000メートル近く、清涼な山林を気持ちよくサクサクと登っていけます。

石丸峠あたりから一気に視界が広がって、開放感にみちた尾根をいきます。雲がすこし出た晴天で、暑くないし、大菩薩湖が望めて美しい。
こういう風景いいなぁ。久しぶり

最高地点の小金沢山はサクッと通過。このあたり富士山が見えるはずなんですが、やや雲がかかっていて見えません。ザンネン

牛奥ノ雁ヶ腹摺山から下山ルートへ進むのも推奨ルートみたいですが、到着時まだ11時でまったく疲れないので、休憩もせず黒岳へ。

黒岳にはちょうどお昼前に到着したので、腰を下ろしてランチにしました。

ところで、この辺り、ずっとスズメバチみたいな巨大なハチ2匹にグルグル徘徊されて、ランチの間もずっとグルグルされてちょっと焦ったんですけど、間違えてつけてきてしまったフローラの香りのヘアオイルのせいじゃないかと思ってます。^^; 登山にそんなもんつけていったらだめですね。
そしてランチですが、黒岳は全く展望のない寂しい山頂なので、白谷の丸までもう少し歩いた方が良いかもです。ここは展望が開けてとても気持ち良さげでした。
この辺りからややガスが出てきて、富士ビューは期待できず。
そんなこんなで、湯の沢峠まですぐに到着してしまいました。まだ12時台。こまま下山したら温泉に行けるぐらい余裕だけど、今日は着替えを持ってきていないしまだ歩きたかったので、縦走コースを選択しました。

ここからはもはや人がいない。
少し寂しく獣のフンとか見つけて大丈夫かな〜とか心配しつつも、緩やかな下りと山肌を噴き上げてくる心地よい風の群れに身を任せて、ただひたすら歩くことを楽しめました。

脚もちょうどいい具合に疲労してきたころに曲がり沢峠。15:20。あたりもやや薄暗くなっています。

ここから大鹿山へは登らず景徳院方面への登山道を降ること1時間弱。景徳院の敷地に16:20到着しました。
駅まで歩くつもりだったので時刻を調べなかったんだけど、もしかしたらバスに間に合うかな〜と期待しながら、景徳院入り口に行くと、なんと16:22に通過した5分あと・・・
が、ふと横を見ると甲州市民バスなるものが16:31にある!
半信半疑で待っていると、本当に来てくれました。お客さん私だけ。ワーイ
というわけで、いい具合に気持ちよく登山を終えた直後にバスをキャッチできて駅までスムーズに帰り着くことができました。
実はこの2日前に、奥多摩で登山後にバスの時刻が合わなくて炎天下のアスファルトを5キロほど歩かないといけなかったことがあり、塗装路を長時間歩くのはうんざりしてたんですよね。
今回はとても気持ちの良い山行で大方満足でしたが、ただ富士山が拝めなかったのは少し残念。また再トライしてみようと思います。
あと、実は登山中はレジャーシートとして活用しているアライテントアンダーシートを落としてしまいました( ;∀;)
景観を損なってしまいとても申し訳ないのと、クライミングでもロープシートやマットシートとしてめちゃくちゃ多活用していた愛用シートだったのでショックでもあり。回収に行くべきヨネ。
みなさんも落とし物にはお気をつけください。ではまた次回〜