新年明けましておめでとうございます!!旧年中はお世話になりました。本年もどうぞよろしくお願いします!
今年は初めて初日の出を見に行ってきました。初日の出も初めてだけど、大山も実は初めて。やや雲がかった空に初日の出を見ることができて感動もひとしおでしたが、いろんな反省点もあります。
来年以降に行かれる方のご参考になれば、という思いで書きます!
いつ | 2019年1月1日 |
どこ | 大山(1,252m)300名山 |
旅程 | 伊勢原駅(02:00ごろ)大山ケーブルカー行きバス ー 大山ケーブルカー発(02:40) ー 阿夫利神社登山口(03:00) ー 大山山頂(04:15) ー 日の出(06:45) ー 見晴台(08:00) ー 大山ケーブルカー駅(09:10) ー 伊勢原駅行きバス(09:30) |
装備 | 防寒着(寝袋があっても良いくらい) ヘッドライト |
予算 | 伊勢原駅までの電車代 バス 310円x2 ケーブルカー片道 630円(往復の場合は1100円) |
もう1時間は遅く登るべきだった
まず、東京から初めて大山に初日の出に行く時、心配になるのが、
- 本当に電車とバスはあるのか?
- どれくらい時間がかかるのか?
ということ。電車とバス、大山ケーブルカーは、本当に元旦の深夜から早朝まであります。
大山ケーブルカーの元旦運行は大々的に宣伝していますが、電車は、新宿から「30分間隔で有り」、という記載があるのみで時刻表なんかはネット上で見つけられませんでした。バスにいたっては、過去の年のブログエントリーで確認できる程度。
実際に行ってみた結果、さほど苦にならない程度の待ち時間で全部乗り継いで、ケーブルカーまでたどり着くことができます。
新宿発が0:38発で、大山ケーブルカーには2:40に乗っていたので、2時間程度。阿夫利神社まで3時間見ていれば十分じゃないかと思います。

大山ケーブルカー駅
阿夫利神社で初詣を済ませて、することもないので登り始めました。山頂到着は4:15ごろ。日の出まで2時間半!
ダウンパンツから、持ってる防寒着は全部持っていきましたけど、とにかく寒い・・・雪もちらほらと降ったり。足先が寒くて、山頂を散歩して温まらないとつらい。後半になると混んできてバーナーも使えないし。
寝袋にくるまっている人もいて、装備的には正直それくらいがちょうどいい感じでした。
次行く時は、以下の点に気をつけようと思います。
- ホッカイロは10個以上持っていく(十分すぎると思って5個持っていったのですが、足りませんでした)。特に貼るタイプのホッカイロはめちゃくちゃたくさん持っていって、山頂で身体中に貼るといいと思います。
- ダウンは汗が乾いてから着る。山頂に到着してすぐに着込んでしまったため、朝にぬぐとダウンがビショビショになっていました。どおりで寒かったわけだ。
- 寝袋を持っていく。
- あるいは、テントをかついで前日入りする。ケーブルカーから1時間半程度の登り。テントをかついでも苦にならないし、テントを張る場所は、実は初日の出を見るのに絶好の場所でした。

山頂から見晴台方面に降りた初日の出を見るのに絶好の場所
早く到着してしまった場合は、ケーブルカーに乗らず、下から登ってみるのも手かもしれません。
やまびとは、どの道が登山道かわからず、ケーブルカー駅に着いてしまったので乗ってしまいました。乗らずに登る場合は、ケーブルカーの券売所(夜間はシャッターが下りて閉まっています)を右に折れずに、左手の階段を登ります。これが帰路に撮った券売所と階段の写真↓
ケーブルカーの中から見るかぎり、どうやら女坂の方は街灯があるようです。(帰路は男坂を降りましたが、相当急な階段が続きます。看板によると、街灯もないとのこと)
ちなみに、神社から山頂までは、街灯は全くありません。登山客のフラッシュライトのみで、ひたすら真っ暗。ただし、相当数の登山客が登っていますので、寂しくなることはありません。
初日の出の絶好ビューは山頂にあらず
山頂からも見えます。ただし、山頂のてっぺんにいる必要があります。そしてそのあたりは、かなり早く登って場所取りをしている必要がありますし、通路でもあるので場所取りはしづらいかも。
ちょっと空いているところ、と思うと、木に遮ぎられた日の出を見ることになります。

3時過ぎにはまだ人もまばらな山頂。日の出の頃にはぎゅうぎゅう詰めになります
ではどこがいいかというと、山頂の東側です。山頂の裏側にトイレへ降りる階段があるのですが、その下が広場になっていて、木もなく視界が広がっています。トイレとは反対方向に奥を行くと、ちょうど日の登る方向になります。
あるいは、山頂手前。登山道から山頂に到着すると左手にラーメンなどを売っている売店があるのですが、右手にはベンチがあります。このあたりも良いのではないかと思います。
山頂で待つなら、木に視界が遮られる方向が初日の出の方向になりますので、地平線が見える位置まで登って場所取りをしましょう。
それでも感動する初日の出
日の出の時刻に近づいても、寒さのため高揚感はありません。お日様にはただ早く登ってもらって、帰ってお風呂に入ることばかり考えています。
夜空は雲もまばらだったのですが、東側はやや曇り気味。
空が赤く染まり始め間もなく、地平線の上空で紅い太陽が姿を現し始めました。
2019年、初日の出。
よかったよかった、無事登った。永遠に登らないかと心配しちゃったよ。
山頂は人でごった返しています。より眺めの良いところを求めて、山頂の東側へ。
相模湖に浮かぶ江ノ島と、一帯のあさぼらけが本当に美しい。
そのまま見晴台方面に降りていくと、ずっと太陽の方向に眺望がよく、じっくりと陽と雲の織りなす景観を楽しむことができます。
雲から差し込む黄金色の斜陽のなんとも美しいこと。
終わりよければ全て良し。気をよくして下山。
おまけ
大晦日の深夜に新宿で過ごす方法について書きます。
やまびとは、まず、「おそば増田屋次郎介」さんで年越しそばを。普段は22時までなのですが、この日は特別0:45まで開店とのこと。行く前からインターネット上でもこの情報が手に入ればいいのにね。
その後、TSUTAYAのブックアパートメントで時間を潰す予定だったのですが、その横のスターバックスは26時まで開店している(これは大晦日に限らず)ということを発見。
コーヒーを飲みながら年越し〜。お店でカウントダウンもあって、乾杯のため抹茶ナントカがふるまわれました。スタバイイネ!
この他、すぐ近くに花園神社があって夜間通して参拝OKなので、早めの初詣なんかも良いかもしれません。
以上です!ご参考になれば幸いです。
今年もみなさまにとって良い年になりますように〜