こんにちは!いかがお過ごしでしょうか?
鍋割山に行ってきたので、今回は山行エントリーです!
いつ | 2019年4月7日(日) |
どこ | 鍋割山(1,272m) |
旅程 | 新松田駅(07:55)寄(よどりき)行きバス ー 寄発(08:30) ー 櫟(くぬぎ)山(10:00) ー 鍋割山山頂(11:45) ー 山頂出発(13:00) ー 二俣分岐(13:30) ー 二俣(14:30) ー 大倉(15:50)渋沢駅行きバス |
装備 | お昼寝用ピクニックシート 山と高原地図のアプリ版(?) |
予算 | 新松田駅までと渋沢駅からの電車代 バス 新松田ー寄 520円 大倉ー渋沢駅 210円 鍋焼きうどん:1200円 |
4月の最初の日曜日、晴れ。暖かくなりそうな予感。
鍋割山へは数々のアプローチがあります。大倉から登るのがスタンダードのようですが、私は鍋割山は初めてなので、「山と高原地図」の冊子に勧められていたルートをとることに。
ちなみに、私は、丹沢の「山と高原地図」をアプリ版と紙版と両方で購入しています。今回はアプリのGPS 機能が特に役立ちました。
寄(やどりき)までのバスは、新松戸駅で2番のバス停から出ています。
寄に到着してみると、桜が満開。山に気を取られて桜のことはすっかり忘れていましたが、なにやら桜の名所でもあるよう。
バス停近くのお手洗いが閉まっていたので、この地図上のハイキングルートには描かれているお手洗いマークを信じて歩き始めることに。
春の暖かい日差しの中、広々としたフィールドには、まばらながらも桜の木々が点在しています。そして、そこかしこに「土佐のしだれ桜」のサインが。
確かにきれい。
お手洗いをすませて、靴紐をしっかりと結び、いざ!と歩き始めたのはいいが、今度は桜に気を取られて、左側にある登山道への入り口を逃してしまいました。
そのおかげで桜を見れましたが、GPSで見ると明らかに登山道から遠くなっていくので、しばし引き返し、ようやく入り口を見つけることができました。10分程度のロスでしょうか。ここを鍋割山方面に折れましょう↓
今回は、買ったばかりのトレッキングポールを試すため、登りから両手に装備。また、雪山訓練のため(?)重ための登山靴をはいております。
(トレッキングポールを所有するのは初めてで、膝を傷めないため、2年悩んだ末に購入。詳しいレビューはまた次回書きたいと思います。)
そんなわけで(言い訳)いつもより時間がかかって、櫟山には10時ちょうど着。
地図に書かれてある山行コースタイムより時間がかかっているナリ・・・・とショックを受けつつ、振り返ると、1本の野桜。
トレッキングポールだと、リズムよく歩いているようにも感じるのだけど、気のせいなのだろうか。
登る時は左右交互に出していると、サクサク登れるような気もするのだけど、体の重心が左右に振られて、結構エネルギーを消費しているよう。ポールを90センチくらいに短くして、両手同時に出し、数歩歩く、というのが一番よさそう。それにしても靴重いわ。
などなど考えていて、周りの景色もかえりみないまま栗木洞を過ぎると、厚木方面から来た登山客と合流。人がいっきに増えます。
ここからは大変ハードな階段が続きます。時々爽やかな風は吹くのですが、日差しはそれなりに強く、もう少し薄着で来ればよかったと後悔。
休み休みようやく登り切ると、鍋割山荘がいきなりズドンと建ってました。
全ての道が山荘に向かってて、なんだか、鍋割山荘のための山頂みたいな感覚を受ける。
到着は12時ちょっと前。鍋焼きうどんが売り切れないうちに、と息もきれたまま山荘に入ると、すんなり記名式で注文ができました!
やった〜 念願の鍋焼きうどん〜
卵に、きのこに、かぼちゃに、お揚げに、盛りだくさんでスープまで美味しくいただきました。
景色も最高です。
食後は食器を返却してコーヒーを作ると、ポカポカ陽気に耐えられなくなって、お昼寝。
完璧すぎるそよ風と太陽光・・・・・永久にこうしていたい・・・・・
というわけにもいかず、帰り道も長いので、13時に出ることにしました。
二俣分岐経由で小丸尾根を行くルートなんですが、登山道のそこかしこに、遭難者の多い上級者ルートだ、との記載が・・・。
「山と高原地図」の冊子に勧められてあったから、大丈夫だよね!?と言い聞かせて、「ご注意!」看板通り、注意して下山することにしました。
実際の小丸尾根は、というと、確かに天候が悪かったり積雪があったりするとわかりずらいかもしれない・・・というスポットにはちゃんと矢印や赤テープがあったり、ロープがはられてあったりして、全く迷うことはありませんでした。
遭難者が多いスポットに、ちゃんと印をつけてくださっているんですね。なので、現在はそんな難ルートではないと思います。
「山と高原地図」のアプリで、自分の位置を10分おきに確認していましたが、登山道から外れることはありませんでした。
眺望は特にありませんが、午後長いこと陽は届いていて、独りでもそんなに心細く感じませんでした。
しかし、二俣に到着してからの林道がとにかく長い。
無心に歩き続けて、大倉にたどり着いたのは16時近くになっていました。
思った以上に疲労。でも、思いもよらず満開の野桜や念願の山頂で食べる鍋焼きうどんに、最高のお昼寝と、すごく満喫した登山になりました。
桜はまだ来週末でも間に合うかも?みなさんも是非行ってみてください〜