【百名山】大弛峠から甲武信ヶ岳へテント泊

みなさん、こんにちは〜

先週末、念願の甲武信ヶ岳へテント泊に行ってきました。登りのきつい西沢渓谷からのアプローチではなく、標高の同じ大弛峠から行けば少しは楽なはず〜〜なんて短絡なことを考えて行ったら、己の浅はかさに後悔することに。。。

いつ 2019年6月1-2日(土日)
どこ 甲武信ヶ岳(2,475m)
旅程 塩山駅(07:30)大弛峠行きバス(要予約)
ー 大弛峠登山口発(09:00)
ー 北奥千丈岳(09:40)
ー 国師ヶ岳(10:00)
ー 両門ノ頭(13:00)
ー 甲武信ヶ岳(14:50)
ー 甲武信小屋(15:00)テント泊
ー 甲武信小屋出発(07:10)
ー 木賊山(07:30)
ー 徳ちゃん新道分岐(09:20)
ー 徳ちゃん新道登山口(10:50)
ー 三重ノ滝(11:00)
ー 西沢渓谷バス停(12:20)
装備 トレッキング・ポールがあるとよい
テント、ダウンパンツ
耳栓もしくはイヤホン
(テン場で深夜まで騒いでいる若者グループがいて・・・)
予算 塩山駅までの電車代
塩山駅ー大弛峠バス 1800円 (行き)
西沢渓谷入り口ー塩山駅バス1030円(帰り)
テント場使用量 1000円(1張500円+1人500円)

結論から書きましょう。大弛峠は、標高こそ2340メートルで甲武信ヶ岳とそんなに変わりませんが、縦走路は長く、累計登りはなんと1333メートル!

以下は、大弛峠から甲武信小屋のテント場までのYaMAPの標高グラフ↓

つまり、1333メートル登って、そして1334メートル下っているのです。

西沢渓谷方面からアプローチした場合は、かなりの急登ですが、登る一方で降ることはほとんどありません。小屋までの標高差は1270メートルなので、明らかに西沢渓谷から行った方が効率は良い計算になります。

さらに、大弛峠から甲武信ヶ岳の縦走路は倒木が多いこともあり、歩きやすいのは西沢渓谷方面からかと思います。

倒木が多い縦走路

ただ、人もあまりいないし、倒木を超えるのもそれなりに楽しい。最後のほうになると登って下るのがだるくなってきますが、山歩きをじっくり楽しみたい人は、大弛峠から行くと満喫できるでしょう。

大弛峠の登山口

特に、西沢渓谷は6月でもじっとりと湿度が高いですが、大弛峠はまだ残雪が残っているくらい。甲武信ヶ岳までの道のりも、ずっと心地よい気温の中、鳥の声を聞いたり山歩きを楽しむことができます。

朝の太陽を浴びて木道から上がる蒸気

さらに、途中で奥秩父最高峰の奥仙丈ケ岳に登ることもできます。

奥秩父最高峰の奥仙丈ケ岳へはまだ残雪が残る

実際、奥仙丈ケ岳まで行くかを迷ったのですが、天気も良いし、登らないのはもったいないので、行くことにしました。登山道からは、ものの5分程度の登りで、アルプスを眺望することもできて満足。

奥仙丈ケ岳からの眺め

国師ヶ岳を過ぎると、木道は姿を消し、倒木の多い縦走路になります。朝の太陽が明るく登山道を照らしてくれるので、もの寂しく感じることもありません。

道中は最近使い始めたトレッキングポールがお役立ち。使い方にも慣れてきて、ポールのおかげなのか脚は思ったほど疲労を感じませんでした。特にテント装備のザックを背負って倒木をくぐる時なんかは、ポールが使い勝手いいんですね。

しかし、コースタイムを見てみるといつもの20〜30%増。やはりテントを担いでいると、そんなものでしょうか。(担いでいるのはわずか9キロのザックでしたが。。。10キロから1キロほど、かなり頑張って削ったやまびとです・・・)

体力のなさにやや落胆しながら、ようやく展望が開けて、13時に両門ノ頭に到着しました。大岩壁のてっぺんの小さなスペースで、ようやく腰を下ろしてランチにするも、おにぎりを2つ食べただけで、先を急ぐことにしました。

登ったり下ったり、やや飽きてきたころに、ようやく甲武信ヶ岳の山頂に。

山頂は開けていて、やや雲が出てしまいましたが、乾徳山から奥秩父の山々を望むことができます。

テントかついで甲武信ヶ岳まで来たぞ〜!

が、テント場の場所取りが心配だったので、休憩もそこそこに、すぐに甲武信小屋の方に降りました。テン場はすでにテントでいっぱい。

テント場

一番下に良いスペースがあったので、ひとまずテントを張って、小屋に使用料を支払いに。使用料は、テント1張りで500円、プラス一人当たり500円で、合計1000円になります。

水は一リットルあたり50円。飲み水です。小屋の前に備え付けられてある蛇口をひねれば出ます。

甲武信小屋

夕刻になってもテントは増えていく一方で、登山道にも張られていました。テント場に場所がなくなっても追い返されるわけではないのはちょっと安心。

夕飯を早めに食べて、小屋で赤ワインを購入。500円でした。

ワインを飲みながら日記を書いて、7時ごろ、ようやくあたりが薄暗くなり始め、疲労がいい具合に出てきて眠たく・・・・

が、そこからテント場のトラブルが始まりました。

テント場のど真ん中で陣取っている若者4人のグループが、夜8時になっても大声で笑って話してカードゲームに興じている・・・

疲れているのに寝付くことができません。

9時になっても山全体に響き渡るような声で騒いでいるので、耐えかねた男性がテントから出てきて、声を低くしてもらうようにお願いしていました。

それで声は小さくなったのですが、それでもパーティをお開きにするつもりはなく、手をたたいて笑ったり、テントだと全て筒抜けなのに気がつかない様子。

それでも頑張って耐えて、ついに本気でテントをたたんで登山道に引っ越すことを考え始めた時、隣のテントの男性が「言うか」と行ってテントから這い出て立ち上がってくれました。

ヒソヒソだったので何を行ったのかは聞こえませんでしたが、そこでピタリと終わり、ようやくキャンプ場に静寂が訪れました。時間は23時過ぎ・・・・・

山のテント場で、夜の11時まで騒ぐとは、、、、、ウーンウーン

オートキャンプ場か何かと勘違いされていたのでしょうか?

ともかく、それでようやく眠りにつくことができました。が、朝3時には皆さん起き始めます。なんといっても日の出は4時半。当然でしょう。私は疲れて眠気がとれず、日の出を拝むのは諦めることにしました。

そして朝5時。小屋のご主人の声がテント場に響き渡り、飛び起きました。なんでも、ヘリが来るので7時までにテントを全撤去しなくてはならないとのこと。

そういうことは早く言って、と思ったのですが、後ほど朝ごはんをすませてテントをたたんでいる時に、埼玉県警の山岳救助隊の方が周ってこられ、負傷者の搬送のためヘリが来るとのこと説明してくれました。そういう事情だったんですね。

9時ごろまでのんびりするつもりだったのですが、出ざるを得ません。もう一度山頂に戻ることも考えたのですが、寝不足で疲労がとれず、曇っていたこともあり、ゆっくりと下山することに。

木賊山方面へ歩いていると、視界が開けて、朝の雲海の眺望。やっぱり甲武信ヶ岳山頂に行っておけばよかったーと後悔したのですが、時すでに遅し。通ってきた道はもうすぐヘリが来るので引き戻すことはできません。

そうこうしているうちに、山岳救助隊のヘリが。

山肌をはいつくばっている時にパラパラパラと来たので、飛ばされてはいけないとしゃがみこみました。が、ヘリは行ったり来たり。救助の邪魔になってはいけないと思い、急いで木賊山山頂へ。

それからしばらくヘリは行ったり来たりを繰り返していたような音がして、遠ざかっていきました。山には再び静寂が訪れます。

西沢渓谷方面は苔が美しいですね。

シャクナゲも咲いていました。

徳ちゃん新道へ出ると、急坂が増えます。ここをテントをかついで登るのは確かに大変そう。まだ朝も早いですが、登って来る人とかなりの頻度ですれ違いました。

徳ちゃん新道の急坂

バスは13時までないので、なるべくゆっくり降りたのですが、登山口に降り着いたのは11時前。

ここで曲がる方向を間違えて、人の後を反対方向についていってしまいました。出たのは西沢渓谷の三重ノ滝!

めちゃ綺麗。

考えてみれば、西沢渓谷は回ったことがありませんでした。時間もあるし、一周してみようか、とも考えたのですが、やはり疲れてこの日は折り返すことに。ホント、テント場で夜は騒がないでほしい・・・というか、イヤホンさえ持って来ていれば!とこれほど後悔したことはありません。今まで山でイヤホンの必要性を感じることは無かったのですが、ここまで混み合うテント場ではどんな人がいるかわからないし、必須かもしれません。

今度来る時は、西沢渓谷を回ってみようと思います。

 

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