【北海道】阿寒湖畔キャンプと雄阿寒岳

こんにちは!久しぶりに登山エントリーです。

まず始めに、、
北海道大地震で被災された方々に心よりお見舞い申し上げます。私も旅程の最終日に釧路におり、停電の影響を体験しこれが長期化すると大変なことになるなと思いました。早期に復旧されますようお祈りしております。東道は、震災直後にもカヌーのツアー等は通常通り開催していたり、停電をものともしない力を感じました。ここに書くのは震災前の北海道ですが、早く正常化され観光客が戻ることを祈りながら書こうと思います。

さて今回は、少し休暇があったので、北海道でハイキング・登山にいってきました。外見は普通の観光客のフリをしながらも、スーツケースにはキャンプ用品をしこんで飛びました。

網走の女満別空港から世界遺産の知床半島、阿寒摩周国立公園、そして釧路湿原をいく9日間の旅程。

阿寒湖では阿寒湖畔のキャンプ場で2泊し、雄阿寒岳と摩周岳に登りましたが、今回は雄阿寒岳の記録です。

さて、本当は、雄阿寒岳ではなく、100名山の一つの雌阿寒岳を目指したのですが、登山口まで一人でハイヤー車を手配する気にもなれなかったのと、観光案内所のお姉さんが「登山には雄阿寒岳の方が面白いですよ〜」とおっしゃるので、バスで登山口まで行ける雄阿寒岳にしました。(それでも、雌阿寒岳は、オンネトー湖の眺めや温泉など名所で、やっぱり一度は行ってみたいですが。あと、知床の羅臼岳。熊が怖いので行けずじまい。)

さて、阿寒湖畔でのキャンプ場なんですが、当初めちゃくちゃ心配したのは、ヒグマ。知床ではヒグマを間近で見てしまうし(!これについはビデオもありますので、また今度書きましょう。)、摩周駅近くの宿泊で一緒になった人たちとはヒグマの恐怖話で盛り上がったこともあり・・・北海道の旅中、ヒグマのことばかり考えて過ごしたことになります。

知床のあたりでは普通にヒグマが出るので、登山マップもヒグママークでいっぱい。キャンプ場は食料保管庫が装備されていて、テン場と炊事場、食料保管場所を正三角形に100メートル離して設置するのが常識とか。

そんな感じなので、阿寒湖のキャンプ場でもいろいろと指示があるに違いない・・・と思ってチェックインすると・・・

ハイっと番号の書かれてある木札を渡されて、これをテントにかけておいてください、と言われただけ。クマなんて出ないよ、的に笑われて、しかし今日は集団の外国人グループが大騒ぎをする予定なので、奥まった場所は控えた方がよいでしょう、というアドバイス。

クマが出るより賑やかな方がよいです、と胸をなでおろして、テントを設置しました。

阿寒湖キャンプ場

一応キャンプ場には、クマ出没注意サインがあって、食料は外に放置しないこと、というのがこのキャンプ場の決まりのようです。

キャンプ場の地面は平らで柔らかく、テントが設置しやすいです。流しやお手洗いはもちろん、天然の足湯まで。

阿寒湖キャンプ場の足湯

1日目は、阿寒湖クルーズに乗ってマリモを見に行ったりエコミュージアムを見学したりして過ごしました。

ところで、エコミュージアムにいる熊の剥製、ダイスケ君をご存知でしょうか。

熊の剥製ダイスケ君

観光案内所で飼育されていた体重500キロの熊さん。巨大すぎます。ダイスケ君の横には、熊に出会ってしまった時の対処法など、ほかでは得られなかった貴重な助言がいっぱいありましたので、また機会があれば書きたいと思います。

とりあえず人間はラジオと鈴をつけて、大声を出したり手をたたいたりして、熊さんと出会わないことを祈るしかできません。

話を戻しまして、2日目、雄阿寒岳の日です。

外国人キャンパーの超絶騒音パーティに囲まれてしまった立地ながらも、意外によく眠れて、爽快な朝。気温は最低気温が10度という、北海道でも夏にしては低温ながらも、モンベル#3のシェラフと薄いダウンで十分でした。

登山口までは、阿寒湖の周回バスが朝夕に一本ずつ、登山口から500メートルほどいった駐車場まで運んでくれます。これは無料。このほか、登山口まで阿寒バスがあるようです。

キャンプ場すぐ前のアイヌコタンからバスに乗ると、乗客は私一人。運転手さんが、雄阿寒岳の1合目から山頂までの道のりを詳細に教えてくれました。

2合目まではちょっときつくて、まあ修行だと思って、休むならそのあとにある平らな広場で、そして5合目までの急登が景色もないしきついけれど、それを乗り越えればもうあとはスグだから。ゆっくりいって3時間半で山頂に着きますよ。

とのこと。ほかにも滝を案内してくれたり、専有ガイド状態。北海道の人は本当に親切です。

さて、駐車場から500メートル遡って、登山口を入ると、すぐに阿寒湖があります。

そこから登山届けに記帳して、1合目までは太郎湖、二郎湖と、湖とせせらぎの世界。

太郎湖

これから待ち受ける試練に無頓着に、美しい朝の湖面を愛でながら、のんびりと歩き始めました。

倒木が微妙な高さで登山道を塞いでいるのがいくつかあって、くぐると苦しいが超えられぬ、的な箇所や、木の根に足をひっかけたりして、なかなか普段通りに足が進みませぬ。最近登山をしておらず運動不足がたたったのもありますが、よく考えると、ザッグにPCや分厚い手帳が入っていたり、軽量化も軽視しておりました。いろいろと鈍っている。

林は深く、根元にぽっかり穴があいた木々や岩を飲み込んでる木などがあって面白い。

そんなこんなで、4合目まではなんとか平らなところもあったのですが、そこから急登がすさまじい。というほどすさまじくはなかったはずなのですが、重たいザックと運動不足の手脚にはなかなか来ます。

降りてこられる方と「もうすぐですよ。すぐそこが5合目」「まだ5合目ですか」「5合目までいけばあとはなんでもない」という会話。いくら楽といっても、5合目が頂上なわけじゃないし・・・と心折れながら10分の1歩ずつ歩を進めて、ようやく5合目にたどり着きました。

写真を撮る余裕はありませんでしたので、写真はありません。

一息ついて、5合目から歩き始めると、確かにそのあとはとても楽でした。登山道は狭くてマツの木が両方向から迫って擦られながら歩くのですが、平らで歩きやすく、しばらくすると視界がグアッと開けます。

マツの木が迫る登山道

あとは、心地よい風のふく尾根が山頂まで続いており、眼下に広がる湖の美しいこと。

ペンケトー湖

山頂までは岩場が少しあり、山頂からは阿寒湖、そしてパンケトーとペンケトーの兄弟湖が見えます。雌阿寒岳はもちろん、摩周岳に斜里岳、知床連峰まで見えるパノラマ。

決してゆっくり歩いたわけじゃありませんが、きっちり3時間半かかりました。

パンケトー湖

降りは同じ道を引き返します。下山すると、ちょうどよく帰りのバスまで20分ほどだったので、待つことにしました。歩いても温泉街までは4キロですが、恥かしながら足は悲鳴を上げており。運動不足も過ぎる。

キャンプ場に帰り着くと、まず洗濯物をもって温泉へ直行。阿寒湖は温泉街なので、日帰り温泉が多数あります。洗濯がしたかったので、コインランドリーのある公衆温泉に行きましたが、もう少しいいところでゆっくりくつろぐのもいいかも。日帰り温泉のリストは、観光案内所まりむ館で入手できます。

湯はめちゃめちゃいいです。即復活して、アイヌコタンでアイヌ料理を食べて、「熊の家」という抗いがたい名前の土産屋でお土産物を見ていると、火のまつりが広場で始まりました。

アイヌコタンで火のまつり

その後、アイヌシアターで楽器の演奏や踊りを鑑賞。楽器は民族博物館で見学していたのですが、実際に演奏されるのを見るのは初めて。不思議なのは、弦楽器の音程が西洋音楽の音程と同じだったのですが、これは昔からそうなんでしょうか?和楽器だとそうはいかないですよね。

アイヌコタンは夜10時までやっていて、キャンプ場のすぐ目の前なので、結構遅くまで楽しめました。そして星の美しいこと。

さて、翌日は阿寒湖を早朝に出て摩周湖へ。摩周岳の登山について、次回また書こうと思います!

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