【上海近郊】中国の世界遺産景勝地 黄山を廻る 〜 その⑤ 天都峰へ

こんにちは、やまびとです。黄山記録、その⑤です。

前回までは、黄山を東側の雲谷ケーブルでアプローチし、西海大峡谷を巡って、夕暮れ、ようやく黄山西側の玉屏楼ホテルまで辿り着いたところまででした。

【上海近郊】中国の世界遺産景勝地 黄山を廻る 〜 その① 知っておくとよいこと

【上海近郊】中国の世界遺産景勝地 黄山を廻る 〜 その②

【上海近郊】中国の世界遺産景勝地 黄山を廻る 〜 その③

【上海近郊】中国の世界遺産景勝地 黄山を廻る 〜 その④

翌朝は、日の出を拝みに、5時にロビーに集合です。

部屋は、旅慣れたやまびとにもとても寝られる状況でなく、夜中に暑さと匂いに耐えきれなくなって、ロビーへ。数時間ウトウトしました。

最初は、ロビーには私一人だったのですが、途中女の子が2人iPhoneの充電に外から入ってきたり、その後は男性が入ってきたりで、結局寝ることはできませんでしたが。外は暴風で、テント泊の若者たちが温まるために入ってきている模様。

朝5時に集まって、まだ未明の出立。といっても、玉屏楼ホテルから朝日スポットは極近で、歩いて間も無く到着。ものすごい強風です。

黄山の朝焼け

プロのカメラマン風の人たちが三脚をいくつも並べているスポットがあり、そこを過ぎると、既に相当数の人が集まっていて、入る隙間はなさげでした。

仕方なくカメラマン付近で待っていると、ほどなく、カメラマンがなぜそのスポットを選んだのかが、わかりました。

ちょうど対岸の頂の後ろから、黄金の光が輝き始めるのです。

雲海のなんとも美しいことよ

とiPhoneでバシャバシャ撮っていると、これまたちょうど日の出の直前で、寒さによりiPhoneお陀仏。再起動しようとしても、フルに充電したはずなのに、電池ナシ表示。私のiPhoneはとにかく、最も重要な瞬間に落ちてくれるのです。買い換えるゾ。

美しい朝焼けの前で、チームの写真を撮ってもらいます。中国の人は、写真をお願いすると、時間をかけてめちゃくちゃ本気に撮ってくれます。写真、重要なんですね。

しかし、めちゃくちゃポーズや方向を考えて撮ってくれたその集合写真、後でシェアされたのを見てみると、、、確かに黄山の朝日の前なんですが、5人の真っ黒な人影しか映されておらず。まあ、仕方ないでしょう、暗かったんだし。でも、なんであんなに苦労したの。




さて、感動的な朝日も拝めたし、ホテルに帰って朝食です。

朝食は中国風で、ブッフェ形式。量はありましたが、美味しいとは言えず。山なので仕方ないんでしょうか。

朝食後は、天都峰を登って下山、という計画です。下山は、1人足を痛めてしまったので、当初の計画から変更してケーブルカーで。

玉屏楼から最も有名で高い峰は、蓮花峰と呼ばれるピークですが、今回は閉鎖されているとのことで、天都蜂になりました。

さて、8時ごろに出立。2〜3キロで、10時半ごろには戻ってこれる予定です。はじめは、やはりひたすら下りです。下りに下っていくと、岩間から天都峰の巨大な岩肌が見えてきます・・・そして、頂まで垂直にのびる長大な石段が!

天都峰。石段が垂直に刻まれている。

写真見て、わかりますでしょうか?階段がひたすら垂直に上に伸びている様子。いや、日本ではこんな潔さ、ないですよね。ステキだ。

さて、ワクワクしながら階段を駆け下りて、この天都峰の麓までたどり着きます。が、朝から相当な強風で、降りる道も足元がすくわれそうな場面も。

朝もまだ早く、閑散としています。石段には我々の姿のみ。強風に飛ばされそうになりながらも、片側にのみあるロープを両手でがっしり掴んで、一段一段登っていきます。

そしてここが、中間地点から見える風景。玉屏楼ホテルが向かいの頂にちょこんと座っているのが見えました。↓

そして垂直の上昇が終わると、ここから岩場のようなスリル満載のルートに。石段のすぐ横は底深く壮大な峡谷になっており、下界に広がる世界に圧倒されながら登ります。

仲間は、死ぬなら絶対に黄山を選ぶ、などと話しているんですが、まんざら冗談でもないような説得感のある景色なのです。

ルートはよく整備されていて、平衡感覚さえ失わなければ、決して危険なルートではないのですが、なかなかスリルのある部分もあります。例えば、ここ↓

両側とも削げ落ちた岩の頂点を歩くルート。手すりは低く(以前はなかったそうで)、なんだか冒険心がちょっと満たされてうれしいスポットでした。

黄山は見かけは険しいし、安全とはいえないルートなんですが、なにせよく整備されすぎて身の危険を感じるところがないんですもの。

さて、頂上でひと休憩しますが、風が強くて座っていると寒い。ほどなく、足を痛めた仲間の待つホテルへと戻ることにしました。

降りる頃には、相当数の登山客が続々と登ってきます。手すりは片側しかないので、バランス感覚のあまりよくない人は、登ってくる人をやり過ごしてから降りなくてはならないので、時間がかかるかもしれません。

私は、体力はないけれど、バランス感覚だけはある人間なんですが、それでも振り返る時には手すりを掴まないと平衡感覚を失う急登さ。普通に階段を降りるだけなら、強風でも平気なんですけど。

降りてみると、登山道は賑わい始めており、いかに我々が先を越したかがわかります。頂上でもほとんど人がいなかったし、ラッキーでした。

さて、ホテルに戻ると、ワールド・ビューティ・コンテストが開かれておりました・・・。ナゾだ。が、ちょうど世界各国のビューティ・クィーン達が入場しているところを出くわし・・・ケーブルカーで登ってきたんですかね。一般人がこんなに近くに寄れるようなとこでするんですかね。

足を痛めた仲間のため、これ以上歩き回ることもできないので、早々にケーブルカーで降りて、次の目的地である宏村へ向かうことにしました〜。

まとめ

いつかは行きたいと思っていた黄山。ついに念願達成し、感無量です。景観は期待に違わず、いや期待以上で、本当にあの水墨画の世界が楽しめました。

そして、季節や気候によって、毎回また違った美しさを見せてくれるのでしょう。また何度でも行きたいと思っています。

黄山見ずして山を見たと思うなかれ

全くでござる。

さて、今回のルートは、結果として以下のようなものになりました。

ケーブルカーを賢く利用すべし

初日は6時半にケーブルカーを出る心算だったのですが、ケーブルカーは7時からだと言われ、朝食は一番早くて7時からなので、と結局8時に到着、チケット購入に1時間以上かかって乗れたのは9時半ごろ。

ギリギリ暗くなる前にホテルにたどり着けました。朝食もしっかりとれたのもよかったし、結果として良かったと思います。

ただ、9時ごろには、チケット窓口の長蛇の列が、完全になくなっておりましたので、なんだか無駄感も。団体客の時間と重なってしまったのですね。早ければ空いているのかはわかりませんが、急がないなら9時ごろでも良かったのかも。

今回が3回目の仲間は、母親がケーブルカーで登るのと、父親と一緒に石段を登るのとで、だいたい同じ時間かかったのだとか。待ってるくらいなら、登った方が早い、という考え方もありますが、しかしそれでは西海大峡谷を巡るのは体力的に難しいかな。




西海大峡谷を巡るべきか

黄山一番の景勝地とどこかで読んで、必ず行くべし、と思っておりました。景観や険しいルート、ここにしかない絶景がやっぱりあったと思います。

あまり事前に案内が見つからず、メジャーじゃないのかと思いましたが、多分モノレールが新しくできたおかげで、主要ルートになってしまったよう。

あまりの渋滞で、モノレールへの下りは、なかなか雰囲気を味わえないところもありました。

それに比べ、大峡谷の底から天海ホテルへ登る長大な石段は、静かで人も少なく、ようやく「登る」という嬉しさを感じさせてくれるところ。行ってよかったな、と思います。が、相当な登りなので、行く人はもっと早くに出立することをオススメします。

 

というわけで、5シリーズになってしまった黄山のトレッキング記録、ここまでです。次回は、黄山の後に一泊した、世界遺産の村、宏村について描きたいと思います。

最後に一つ。。。黄山にはお土産屋さんがなかったんですが・・・。あれば、超混雑ですかね。でもないと寂しくないですか。

【上海近郊】中国の世界遺産景勝地 黄山を廻る 〜 その① 知っておくとよいこと

【上海近郊】中国の世界遺産景勝地 黄山を廻る 〜 その② 雲谷ケーブルカーから

【上海近郊】中国の世界遺産景勝地 黄山を廻る 〜 その③ 西海大峡谷

【上海近郊】中国の世界遺産景勝地 黄山を廻る 〜 その④ 黄山の夕暮れ

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