【上海近郊】杭州〜西湖と九溪十八潤ハイキング その②

【上海近郊】杭州〜西湖と九溪十八潤ハイキング その①からの続きです。

前回は西湖の夜散歩について書きましたが、今回は西湖周辺のハイキングルートの紹介です。

上海っ子の上司から送られて来たメッセージは・・・いつになく謎めいておりました:

今日は半日しかないだろうから、山を行くか谷を行くか決めなさい。個人的には九溪十八潤が好きだが。

え?ハイキングが素晴らしいと言ったじゃないですか。山か谷?どういうことだ?

超頭脳明晰な上司ですので、いつもは全てのコミュニケーションが明快な人なんですが、今回はなぜか釈然としません。




が、気持ちはハイキングのやまびとですので、VPN接続で九溪十八潤をグーグル検索してみますが、それらしきエントリーは見当たらず。

かろうじて九溪という地名が出て来たので、道を辿ってみると、龍井茶畑の龍井村と繋がっているよう。

よし、ここしかない、とホテルのオーナーさんに相談。龍井村までタクシーで行き、九溪までトレッキング、九溪からタクシーが拾えなければ、ホテルにWeChatで連絡してタクシーを呼んでもらう、という計画です。親切なオーナーさんだ。

黒色がタクシールート、オレンジルートの北側が龍井村、南側が九溪のトレッキングルート。帰りはタクシーで街中まで行き、ランチをして湖畔を散策。

やまびとのホテルは、西湖のちょうど南端に位置しています。ここから龍井村までタクシーですぐ。車窓から茶畑が見えて来て、タクシーの運転手さんが、必死に指差して龍井茶畑だと教えてくれます。

龍井村は小さいけれど、茶屋がたくさん並んでいます。どれも300元、一杯50元。以前中国を旅した時も思ったけれど、中国のお茶は、他のものの相場に比べてやたらと高い。

誰かと一緒なら一件入ってゆっくりするのもよいでしょう。

が、やまびとはハイキングに来たので、先を急ぎます。村の南端で、お茶を飲みながらくつろいでいた女性たちに、「ここから先は茶はないよ、私たちと一緒に茶を飲みましょうよ」と、中国語ができない私にも躊躇せず、いろいろに勧めてくれます。

現地の人でなければ真意がわからない瞬間。笑って手を振って断り、ハイキングルートへ。タクシーの運転手さんといい、中国の人はみんなフレンドリだな。

ハイキングルートのような道に入って数十歩のところに、こんな看板が↓

ちゃんと日本語にも訳されております。どうやら、龍井村から南下すると、九溪十八潤ハイキングルートと交わる模様。

そして三角じるしの山が散在。どうやら、赤線が谷と行くルートで、そこからそれぞれの山にアクセスできるようだ、ということが今になってわかりました。確かに全ての山を登ることは、半日ではできません。

なるほど、上司の「山か谷かを選びなさい」という言葉の意味が解読できました。

ルートは石畳でよく整備されています。ちょっとした川の流れも飛び石が整列。

右に左に、大小の茶畑が現れ、素敵なルートですが、国内からの観光客が意外に多くてびっくり。

そして、結婚式の写真撮影をしているカップル姿も。

中国人の友人も結婚した時に、驚きの絶景バックグラウンドで何枚も写真を公開してくれたんですが、どうやら式前に写真撮影をいたるところでするんだとか。一生に一度のことだし、そういうのもあとに残っていいかも。

茶葉を摘む人

中国の人は大抵大グループや家族で旅行をするらしく、それぞれ大声で話し合うので、ハイキングでもそれなりに騒々しいこともあります。

特に九溪十八潤ルートとの合流点では、タクシーのクラクションも混ざって相当な喧騒に。

九溪十八潤ルートとの合流点。

この合流点にある池で、なにやら対岸でおびただしい数の観光弱が登っていくので、私も行ってみました。すると、けっこうな段数の石段を登った先に、八覚亭とよばれるちっちゃい展望台があるのみ。

この写真の右端にある矢印に沿って登ると、山頂まで行けるような気がしますが・・・。そんな道は絶対なかった!・・ように思います。

ここまで登ると人もなく、登山マップもないので引き返すことにしましたが、後から思うと、マップ上の馬鞍山とかいう山に登れたのかな、と思います。ぜひどなたか挑戦してみてください!

合流点から九溪までは、車道もありますが、川沿いのトレイルを歩きましょう。静かで木が迫る小道など、とても素敵です。

九溪に近くなるとティーハウスなどが点在。どこも家族づれで賑わい、入る隙間がなさそうなので、そのまま九溪に出ました。




九溪は大きなバス停があって、運河沿いに大自動車道が。遠くの空の色がかすれ、ビル群がスモッグの中に望めて一気に都会感。

この時点で、まだ11時半です。タクシーも良い具合に流れていて、時間もあるので街中まで行ってランチにすることにしました。

ホテルで勧められた「緑茶」というレストランに向かったけれど、レストランの前に人が溢れかえっていて、圧倒された臆病者のやまびとは、裏のラーメン屋へ避難いたしました。

列車の時刻の関係で、2時までにホテルに帰る必要があるのですが、お昼の西湖を拝もうとふらり西湖に舞い戻ると、その景観にそのまま魅せられて湖畔沿いに歩き始めてしまいました。

10月末の心地よい天候。どこにカメラを向けても美しい景観になるように、楼閣や渡し橋が配置されているよう。

日本のように電線が邪魔をすることもなく、景色を眺めながらよく整備された小道を歩くだけで贅沢な時間を過ごしているような感覚になります。

やっぱりウェディングドレスのカップルが何組か写真撮影をしている

西湖の周りは、時計周りに観光客用の小型カートが運転していて、周期的に数台、けたたましく駆け抜けていくのですが、やまびとは手を挙げてみるものの、とめることに成功せず・・・。結局、早足で歩き続けて、ホテルまで徒歩で帰りつくことに。

ホテルには2時10分過ぎに到着。早速タクシーを呼んでもらい、無事上海行きの高速列車に乗車できました。

まとめ

やまびとは海外旅行好きですが、英語意外は現地の言葉も話せないし、大抵ガイドブック頼りになってしまいます。今回も、現地の知人に勧められていなければ、杭州の自然をこんなに味わうことはできなかったでしょう。

いつもとは一味違った観光を楽しめたなあ、と上司に感謝。みなさんも、海外で現地の人しかしないトレッキングしてみると、いろんな発見があるんじゃないでしょうか。

 

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