天空の楽園アンコール・ワットへ② アンコールの大伽藍と長大な壁面レリーフ

天空の楽園アンコール・ワットへ①から続きです。

クメール建築の最高傑作 アンコール・ワット

さて、午後。気温はとめどめもなく上がっていく模様。

やや疲れ始めていたのですが、アンコール・ワットの壮大な姿に圧倒されて、半キロメートルある参道も吸い込まれるように中へ。

西塔門をくぐると、祠堂が見えてきます。

アンコール・ワットの祠堂へ

午前中のバイヨンの見学で、回廊とレリーフの概念がようやく感覚でつかめてきました。

中央塔の周りを第3回廊が、その周りを第2回廊、そして一番外側が第1回廊です。

西塔門のテラスから入ると、左右に第1回廊が伸びています。壁一面に隙間なく彫り込まれ、圧巻。

さまざまな神様が登場する北面。ご利益にあやかろうと人々が触れるため、色が変わっている。

緻密な修復と広大な壁のレリーフが織りなすストーリーは、相当な見応えがあります。見学は壁一枚15分が目処と書いてあるけど、、、。

一辺200メートルの長大な絵巻物で、面によってテーマがあります。

西面にはインド古代の叙事詩が、南面にはスールヤヴァルマン2世の行軍と天国と地獄の描写。東面には乳海撹拌とヴィシュヌ神vs阿修羅の戦い、北面には神々の戦い。どれも見応えがあります。

アンコール・ワット祠堂の第3回廊

アンコール・ワットの微笑みは、デバダーですね。壁面や柱のいたるところに姿を現します。

デバダー

第2回廊へは、沐浴の池を取り囲む十字回廊になっていて、天井のの彩色が、建設当時から残っているものとのこと。

アンコール・ワット祠堂の十字回廊

中央塔は四方からアクセスができるけれど、どの方向にも違う大仏様がいらっしゃいます。ヒンドゥー教の寺院だけれど、後世にタイの宮殿の影響を受けて改築されたのだそう。

中央祠堂

第2回廊の外側が中庭になっていて、散策してみることにしました。回廊に囲まれて内側も外側もさっぱり見えない中庭になっています。

いまにも僧侶が行き交いそうな空間

ひと気もなく静かな昼下がりの空を背景に、経蔵を発見。

階段が急登で、誰も登らないようです。四つんばで登ってみると、女性のお坊さんが読経をしておられました。

経蔵

読経に聞き入りながら回廊と回廊の合間で座って、トロピカルな静けさにひたってあたりをながめていると、別世界の庭園に来たような感覚になります。暑さのせいですかね。

ゆっくり堪能できたのでそろそろ、と6時ごろに車に戻りホテルへ帰り着きました。

途中ドライバーにジェムストーンの店に連れていかれそうになったけれど、関心がなかったので断りました。女性宿泊客向けのスポットだったのでしょうか。




ところで、、、

シャワーを浴びて、ホテルのレストランで夕食をとりながら、

あのクリアファイルのジャヤヴァルマン7世の微笑み像は、いったいどこにいるの?

という切実な疑問がよみがえります。(ジャヤヴァルマン7世の微笑み像については、天空の楽園アンコール・ワットへ クメールの微笑みを求めて行ってみたよ①を。)バイヨンにもアンコール・ワットにもいませんでした。

ついに再会を果たしたのは3日目になってからです。お楽しみに。

さて、明日はアンコール・トムの周辺の遺跡へ足をのばしたいと思います。

天空の楽園アンコール・ワットへ③



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