雲取山は積雪期に登るべし

こんにちは、やまびとです。

もう半年以上前の話になりますが、冬山の雲取山に登ったときの写真を見ていて、雪山の美しさを思い起こしてしまいました。

雲取山は東京で一番高い山。

初心者にも親しまれている山とのことですが、個人的に雪の雲取山はややハードでした。

とくに冬は、まず1日では無理。

しかし山小屋に泊まって、翌朝晴天にめぐまれたら、それはもう美しい世界が広がっています。

いつ 2016年3月中旬
どこ 雲取山(2,017m / 中級)
旅程 (1日目) 東京発(6:30ごろ)
ー 奥多摩駅(9:15着)
ー 鴨沢までバス(10:00ごろ着)
ー 雲取山山頂(16:20)
ー 雲取山荘(16:40ごろ着)
(2日目)雲取山荘出発(6:10ごろ)
ー 雲取山山頂(6:45ごろ)
ー 七ツ石小屋でコーヒータイム
ー 鴨沢から奥多摩駅へ(12時ごろ)
装備 軽アイゼン
予算 奥多摩駅〜鴨沢 バス:片道630円✖️2
雲取山荘1泊2食付き:7800円

 

けっこうエネルギーを吸い取られる登山道

鴨沢ルートから雲取山山頂をへて雲取山荘へ。

翌早朝に山頂に戻って、鴨沢までゆっくりと時間をかけておりました。

初日は雲と霧の世界で、雪もちらつく白く重たい世界をただひたすらトボトボと登りました。

七ツ石小屋から奥多摩小屋へ、ランチも駆け足で登ること6時間。

山頂にたどり着くまでに、疲れて雪の登山道に丸まってしまった記憶も。

尾根からの眺めは皆無。

「今日はガスってなにもみえませんね」とおりてくる二人連れに、「なにか見えるはずなんですか?」と返すやまびと。

霧の白さが体の中にしみいる寒さ。

雲取山避難小屋でアルコールバーナーとコーヒーで温まって、いそいで山頂へ。

証拠写真を1枚とって、即通過〜。

寒いサムイ超寒い。そして疲れた。

山の裏は相当な雪の深さで、もはや雪の上を滑っておりるちょっとラフなスキー気分。

一気に滑り下りました。




登山仲間と暖をとるのがイイ!雲取山荘泊

雲取山荘の屋根は大きくてすぐにわかります。木造りの玄関が味がある。

登山日の前日に行くことに決めて、オンラインで予約。部屋は一部屋1〜2名ずつで空いていました。

ふとんや石ごたつもうわさ通り。ステキです。

部屋はやはり寒いので、みんな玄関前のストーブの前に集まります。

お酒をのんだり、冗談を言って笑ったり。

年齢もなく性別もなく、似た趣味の人たちと気軽に会話を楽しめるいい空間ですね。

オーナーさんは、毎日この宿を回していらっしゃるわけで、時間に厳格。

8時にはストーブも消されてしまい、就寝です。

食事もローテションでスピードと勝負。

そして翌朝は、容赦なく追い出すぞとのことなので、やまびとも他の宿泊者にまじって6時に出発。

お世話になりました。

山頂に戻って驚きました。

雲海!前日は真っ白で何も見えなかったのですが、朝日に照らされた山々が雲の間に浮かんでいます。

雲取山山頂より、日の出。

そして南側には富士山がくっきり!

そこから鴨沢まで、絶景に魅せられながら、なるたけ時間をかけて、ゆるりゆるりとおりました。

とにかく、静か。

自分の靴が雪にしずむ音以外、何一つ音がしません。

空は青碧で、雪はぴたりと静止して、風も吹くのを忘れてしまったようです。

立ち止まっては静けさに聞き入り、歩いては振り返って、山の楽しげな沈黙を味わいました。

途中、奥多摩小屋でテント泊した青年をつかまえて、テント泊についていろいろ教えてもらいました。

根ほり葉ほり伺いましてマッタク。

七ツ石小屋まで上がって来てもう降りる予定の人に、「今日山頂まで行かないと後悔しますよ、絶景ですよ」とけしかけたり。

ソロ登山でも、いろいろな登山びととお話しできる楽しさを学んだのでした。

また雲取山行きたくなってきました。次はテントかついで登るぞ!